こんにちは。
最近キャンプを始めた後輩に愛用しているColemanのLPガスランタンを貸すため、確認をしていたところ・・・
確認して良かった・・・。
このままの状態で貸すことはできないため、メンテナンスをすることにしました。
今回はガスランタンのマントル交換からカラヤキの方法について説明したいと思います。
マントルとは?交換の必要性について
僕が愛用しているガスランタンはコールマンのIL2500ノーススターLPガスランタン(ネイビー)用グローブ インディゴレーベル。
お気に入りのアイテムです。
ガスランタンはガスを燃料にマントルを燃やし発光させます。
マントルとは写真のような袋状の物です。
マントルには硝酸トリウムと硝酸セリウムが含まれており、これらの混合物を酸化させたものを燃やすと白く発光します。
カラヤキはマントルの綿素材を燃やし、発光体である硝酸トリウムと硝酸セリウムの混合物だけを残すために行います。
マントルは損傷がなければ何回でも使えますが、今回のように破れたり、穴が開いたら交換する必要があります。
そのままの状態で使用すると、破損している箇所から噴き出した炎で本体を焼損させてしまう恐れがあります。
ランタン使用前に必ず確認し、マントルに破損がある場合は交換するようにしましょう。
マントルの交換方法
僕のランタンにはこのマントルが適応しています。
予備を持っていた筈ですが、なくなっていたので購入しました。
2個入り。
①マントルの取り外し
ポールナットを緩めます。
一体となっているベンチレーターとガラスグローブを取り外します。
すると破れたマントルがこぼれ落ちました・・・。
今までありがとう・・・。
これが、硝酸トリウムと硝酸セリウムの混合物・・・。
どう見てもただの灰です。
散らかるので、屋外で取替えたほうがいいです。
マントルを固定する上下のワイヤークリップを捻るようにして取り外します。
ウェスなどで拭き取り、綺麗にします。
マントルを取り替えるときがメンテナンスチャンス。
②マントルの取り付け
取り付けは、上下のワイヤークリップをバーナーチューブとマントルサポートの溝の部分に合わせ、捻って固定します。
これで取り付けは完了。
③カラヤキ
マントルを下部から火をつけ、完全に灰状になるまで燃やします。
煙が出るので屋外でのカラヤキをおすすめします。
ポイント
均等に火を付ける
必ずカラヤキを行う→しなかった場合、縮が激しく、歪な形になる
カラヤキしたマントルは破損しやすい
完全に灰状になるまで待ちます。
カラヤキ完了。
マントルは破損しやすいので注意が必要です。
ベンチレーター、グローブガードを元に戻します。
この際、ガードワイヤーが所定の位置にハマるようにセットします。
最後にポールナットを締めて固定します。
④点火確認
器具栓が完全に閉じていることを確認します。
ガスカートリッジを接合部に対して垂直に取り付け、右に回らなくなるまでねじ込みます。
器具栓ツマミを左に回しゆっくりガスを出します。
イグナイターボタンをカチッと音がなるまでしっかり押し、点火します。
明るいですね。
しっかり点火を確認することができました。
消火は器具栓ツマミを右に回し、ガスを止めることで消火することができます。
注意ポイント
たった数秒の点火でも本体はかなり熱くなっています。
火傷しないよう注意しましょう。
まとめ
マントルランタンやガスランタンは本当にカッコいいですね。
LEDランタンと比べ、メンテナンスなどの手間はかかりますが、LEDランタンにはない良さがあります。
マントルの交換は、実際にやってみると簡単に取り替えることができました。
しかし正しい方法で取り替えないと、本体の破損や事故に繋がります。
家族やパートナー、自分の安全を守るため、慣れないうちは取扱説明書などを確認することをおすすめします。
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