こんにちは。Osamu(@wamily_camp)です。
キャンプの買い出し中にDIETZのハリケーンランタンを発見。
こ、この展開は・・・
購入。
僕はコールマンのLPガスランタンを持っていますが、なぜか欲しくなったんですよね・・・
というわけで今回はデイツのハリケーンランタンについて紹介したいと思います。
欲しいけど迷う・・・買っても大丈夫?
このような悩みにも答えていきます。
購入しても大丈夫?実際に使用して出した結論は・・・
サブランタンとしてなら買ってOK。
正直、メインランタンとしての使用はオススメしません。
ソロでもきついかも・・・
一番の理由は照度です。
詳細は後述します。
ハリケーンランタンとは?
すごい名前のランタンですよね。
ハリケーンでも炎が消えないことが名前の由来になっています。
炎が灯ると、暖まった空気が上昇し気流が発生。
その上昇気流によって空気が両側のパイプを通ってバーナーに送り込まれることで燃焼を促進させる仕組みとなっています。
燃料は「灯油」と「パラフィンオイル」の2樹類あります。
灯油は臭いが気になりますが、コスパが優れています。
パラフィンオイルは臭いも少なく、揮発性も低いので安全に使用できるオイルです。
灯油に比べコストはかかりますが、を寄せないオイルなどもあるので初心者にもオススメ。
DIETZ デイツ ハリケーンランタン #D78(No.78)MARS ブラック/ゴールド
デイツのハリケーンランタンはサイズだけでも写真(上)のように9種類あります。
僕が購入したランタンは#D78MARSという現行のモデルで最もポピュラーなモデル。
価格は5,665円(税込)でした。
【#78】
D78 MARS は現行のデイツハリケーンランタンの中で最もポピュラーなモデルです。
D76オリジナルを一回り大きくしたモデルですが、大きすぎることもなく、それでいて存在感もしっかり在ります。
バーナーはライジングコーン型を使用しており、芯のトリミングや着火が容易です。
4分芯を採用しているため、7カンデラ程度のほのかな明かりですが、アウトドアシーンを演出するのに程よいランプです。【D78 仕様】
高さ:約 26.5cm
最大幅:約 15cm
重量:約 470g
タンク容量:約 340cc
対応芯:12mm(4分芯)
明るさ:約 7CP
燃焼時間:約 20時間
素材:鉄、ガラス
カラー:ブラック・ゴールド
DIETZ公式HPより引用
開封
段ボールの梱包材に包まれ、箱に収まっています。
黒×ゴールドが本当にカッコいいです。
使用しないときは部屋のインテリアにもなりますね。
僕はこのデザインに魅せられて購入してしまった訳です。
実際に手にとってみるとすごく軽くて驚きました。
約470gなのでiPad(無印)シリーズとほぼ同じ重さ。
少年ジャンプ(約700g)よりも軽い事になります。
同梱物
箱の中はランタン本体とデイツのラベルと取扱説明書のみ。
ランタンケースなどはないので別途購入する必要がありますね。
実際に使用して
キャンプで初めて使用してみました。
初点火してみて感じたこと、
点火〜消灯
使用後の焦げている部分をハサミでカットします。
必要であれば、角をカットすると炎が安定します。
カットしなくても使用に問題はありませんでしたよ。
オイルタンクのキャップを開けます。
オイルを注入し、キャップを閉め、芯にオイルが浸透するまで待ちます。(15分程度)
芯にオイルが浸透したら、いよいよ点火です。
シリンダーのハンドルを押し下げ、ホヤを持ち上げます。
この時、結構な力で押し下げる必要があります。
芯の調節つまみを回し、芯を出します。
マッチ、ライターなどで芯に着火します。
シリンダーを元に戻し、ホヤを下ろします。
調節つまみを回すことで明るさを調整できます。
芯を出すと炎が大きくなり、明るくなります。
消化は火力調節つまみを回して炎を消し、完全に消火したことを確認します。
つまみを回しすぎると芯が外れ、タンクの中に落ちてしまう事があるので注意が必要です。
ランタン使用中はトップフード、トップリングが特に熱くなります。やけどにの原因となるため、触らないよう注意しましょう。
落ち着いた灯りに癒される
ハリケーンランタンを買った最大のメリット
それは、優しい灯りが加わることでキャンプサイトが落ち着きのある癒し空間になったことです。
ハリケーンランタンは正直、暗いです。
明るさはキャンドル程度。サイト全体を照らすことは不可能です。
子供のいるファミリーキャンプで照明がハリケーンランタンだけというのは無理があり、危険です。
ハリケーンランタンは明るさこそありませんが、その明るすぎない光量とランタンのディティールで最高の雰囲気を演出してくれます。
テーブルやテントなど、一部分を照らし、お洒落な雰囲気を出すためにハリケーンランタンを追加するのはありだと思います。
メンテナンス
ランタン使用後はしっかりメンテナンスをしましょう。
- 残油処理
タンクにオイルが残った状態で持ち帰る際、倒れたり、横にするとオイルが漏れます。
必ず抜き取り、傾けてもオイルが漏れない状態にしましょう。
オイルを完全に抜き取りたい場合、スポイトなどを使用して廃油缶などに移しましょう。
僕はランタンを傾け、給油口から残ったオイルをペットボトルに出しました。
結局はオイル漏れしなければOKです。
しっかりオイルを抜き取りたい場合、キッチンペーパーを給油口から差し込んで吸着させると良いです。
- 煤の拭き取り
ハリケーンランタンを使用すると煤が出ます。
ホヤなどに付着した煤を放っておくと黒く汚れ、照度も低下するため、こまめにメンテナンスをしましょう。
トップフードを上に引っ張り上げ、ホヤガラスを外します。
ホヤガラスやランタンに付着した煤をしっかり拭き上げ、メンテナンス完了です。
芯の交換
ハリケーンランタンの芯の交換時期は、オイルに浸かる芯の部分が短くなってタンクの底に芯がつかなくなったら交換の目安です。
平芯の種類はいくつかあり、デイツ♯78の対応芯は12mm(4分芯)になります。
火力調節レバーを時計回りに回し、ツメを外します。
芯がタンク底につかない状態まで短くなっていましたので交換したいと思います。
調節つまみを回すと芯が取れます。
新しい芯と並べてみると一目瞭然。
半分くらい減っていますね。
芯の取り付けも簡単です。
少し差し込んで、つまみを回すだけ。
芯をタンクに入れて、元に戻せばメンテナンス完了です。
まとめ
比較的、安価で購入できるハリケーンランタン。
本当にお洒落で、サイトの雰囲気を爆上げしてくれるアイテム。
1つ持っていても損はないと思います。
ただし、照度が低いことを知らずにメインランタンとして購入すると、キャンプで充分な明かりが取れないなんてことも・・・
子供のいるファミリーキャンプではサイト全体を照らせる1000lm(ルーメン)以上のランタンは必要です。
メインランタンで安全を確保し、焚き火やハリケーンランタンの灯りでサイトをお洒落に照らしてみませんか?
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