コブラステッチの編み方
それではコブラステッチを編んでいきましょう。
1 パラコードの必要な長さ
手首の周囲×15〜16倍した長さのパラコードを用意します。
僕の場合、手首の周囲が17cm程度だったので、16倍した272cmを目安にパラコードを用意しました。
大体で構いません。
僕はパラコードを手首の周りに一周巻いて、その長さを16倍するためにロープを4回折って長さを取りましたよ。
2 編み込む部分の長さを決める
次に、ブレスレットの編み込み部分の長さを決めます。
ロープを半分に折り、折れた部分を手首に巻いて編み込み部分の長さを確認します。

きっちり1周してしまうと、全てが編み込み部分となり微妙に・・・
1〜2cmほど短めにしたほうが上の写真のマックスが装着しているような仕上がりになります。
わかりやすいようにクリップを付けました。(なくてもOK)

クリップから下が編み込み部分の軸となります。
ポイント
編み込んだ後に長さを変えることはできない!ここで好みの長さをしっかり決めよう!
3 コブラステッチの編み方
それではコブラステッチを編んでいきます。
編み込み部分の軸を中心に左右にロープを分けます。

どちらからでも良いのですが、右からいきます。
右にあるロープを軸の上を超えます。

次に左のロープを右から超えてきたロープの上を超えます

そのまま左のロープを軸の下を通し、右の輪の下から上に出します。

引張ります。
クリップを取るとこんな感じ。

次は左から。
左のロープを軸の上を通し、右へ。
右のロープを左から来たロープの上を超え下に。

そのまま右のロープを軸の下を通し、左の輪の下から上に出します。

引っ張ります。

これを繰り返します。
ポイント
編み込むテンションが均一になるよう意識しよう!
途中、どちらから始めるかわからなくなった時、下の写真のように編み込みのコブがある方から始めると覚えておくといいですよ。

編み込み完了です。

4 コブラステッチの締めくくり
軸の折り返し部分に左右のロープ先端を通します。
順番はどちらからでもOK。
右のロープを上から下に通した場合、左は下から上に通します。

左右の先端を通したら、締め付けず輪がある状態にします。

先程、折返しの先端部分に右のロープを上から下に通した場合、この輪を下から上に通します。
同様に、左のロープは下から上に通していますので、輪を上から下に通します。

締めると結ばれた状態になります。
5 仕上げ
最後の仕上げになります。
結びはじめの先端部分に左右のロープを通します。

そのままではまず通らないので、ハサミやペンなどで輪を広げ通しやすくしましょう。

手が通るギリギリの長さを確認します。

長すぎると手は通しやすいのですが、締めた時に残りが長くなるので邪魔に・・・

やり直しが効くこの段階。上の写真のように仮結びをして長さを確認しましょう。
長さが決まったら、しっかり止め結びをして余分なロープをハサミで切ります。

切り口をライターで炙りほつれを止めます。
直後はナイロンが溶け、とても熱くなっています。火傷に注意しましょう。

完成です。

6 応用編
同じコブラステッチでもパラコードの芯を抜くだけでスタイリッシュな仕上がりにすることができます。
編み始める前にパラコードの芯を全て抜き取ります。
あとは同じ手順で作るだけ。

どうでしょう?
黒色が芯を抜いて作ったブレスレットになります。
編み目が細かくなりスッキリした仕上がりに。


好みに合わせて作成してみましょう。

使用したパラコード

今回僕が使用したのはATWOODのパラコード。
ATWOODはアメリカのロープ専門メーカーです。
その高品質の商品は米軍、消防、警察に認められるほど。
最初は、試しにオリーブを購入。
実際に手にとると分かる、そのクオリティの高さ。
高級感と強さがあり、アウトドアやファッションアイテムなど様々な用途に使うことが可能です。
すっかり気に入ってしまい、6色も買ってしまいました。(ネイビーとベージュもほしい・・・)
まとめ
今回はコブラステッチで映画マッドマックスモデルのブレスレットを作ってみました。
本当に簡単に作ることができるので是非試してほしいと思います。
また、カラビナやバックルなどのパーツと組み合わせることでオリジナルアイテムを作ることもできます。
インスタで見つけたパラコード作品を紹介。
アイデア次第でいろんな用途に使えるパラコードロープ。
今後も色々作って紹介したいと思います。


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